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TELSTAR

わいわい

(※全体的に日本語が怪しいです。)

最近貪るように音楽を聞き漁っています。それも、普通の人はあまり聞く機会の無いアーティストをインターネットでクリックしてそのまま聞いています。Youtubeはもちろんの事、SoundcloudやBandcampといったインディーズアーティストの活用する音楽配信サービスを利用して、低クオリティながらセンスの光る、社会のゴミ予備軍なアーティストたちを好んで聞いているのですが、様々な野良天才のセンスを舐めていくと、このインターネット世代(ゆとり以降)のあり方というものが見えてきた気がしました。

便利なインターネットが沢山の人に普及したおかげで、僕みたいな貧乏人でさえも耳を肥えさせる事ができる時代になって来ました。「おすすめのノイズアーティスト」で検索すれば、大御所からマイナーなアーティストまで様々に耳を肥やすことが出来ます。また、そういった聞き方をしている人の中から自主的に情報をキュレーションして、新しい形のメディアが出来つつあります。

新しい音楽キュレーションの形

その最たる例が、旧路地裏音楽戦争の管理人が運営している野良ミュージックメディアのHi-Hi-Whoopeeがあります。若干二十歳である彼は、ゆとり世代のスーパーネットミュージックキュレーターだと勝手に僕は思っています。音楽のメディアは、他のメディアと比べ一世代も二世代も遅れがちな印象がありますが、路地裏音楽戦争はそのなかでも最も早いものの一つだったと思っています。しかし、ニッチな情報をまとめブログ形式で編集する術自体はさほど新しいカタチでは無かったように思えました。しかし、その管理人が路地裏音楽戦争を止めてまで新しく始めたブログが、Hi−Hi-Whoopee(ハイハイ)です。Tumblrを使い、複数編集者による共同編集という形を取った音楽のまとめ方の手法は、音楽紹介サイトの中ではかなり斬新だったように思えます。取り扱ってる音楽も、かなりイノベイティブな物が多く(Vaperwaveなど)、アートの文脈で扱っても、遜色のないほど、アバンギャルドでクオリティの高いメディアの形であると思います。

リスナー視点

こうしたインターネットで音楽を聞くというやり方が見に染み付いているという事は、インターネット世代の特権であると思います。音質やマテリアルを超えた、極めて精神的な情報を貪ることの出来る世代なのではないでしょうか?彼らは、2000円代のイヤホンを使い、0円で手に入れた音楽を64kbpsの音楽を聞くことに、何の違和感も感じ得ない人が多いと思います。しかしそれでも、音楽を120%楽しみ、ヘビーローテーションして、ライブに足を運びます。音楽の情報自体の価値が下がった訳ではありません。むしろ、本質的な音楽の価値は向上したと言っても過言では無いでしょう。マス向けの当たり障りの無い音楽は駆逐され、自分の好みの音楽に瞬時にアクセスしてそこにだけお金を落とすようになるという流れは、もはや避けられないと思います。

アーティスト視点

インターネット世代のアーティストもまた、そういった流れを汲んだ方法を取り入れています。MySpaceで爆発的に売れたArctic Monkeysなどが確実にその流れを作ったと思うのですが、現在ではSoundCloudやBandcampでDIYレコードを配信したり販売したりする流れが、ほぼ主流になりつつあると思います。また、日本のバンドでも、AudioleafやTumblrなどのサイトで音楽を配信したりしているアーティストも多く、その流れは今後更に盛んになっていくでしょう。しかし、バンド形式のアーティストの多くは極めて退廃的な方法をとっているアーティストが多く、ライブで手売りしたりPVを作って流したりと、60年代から変わらない方法をとっているバンドが非常に多いです。その中で、DIYでPVを作ったり、Twitterアカウントでファンと交流するものも多いのですが、それも、5年前の世界の名残だと思っています。

未来のはなし

様々な音楽にアクセスしやすくなった分、趣味嗜好が細分化されお金をばら撒くように使う人も減って来ました。それも、耳が肥えた人が増え音楽のレベルは全体的に上がっているのでしょうが、業界的には商売上がったりです。もうそこに情報とその対価の間でインフレーションが発生している状態です。そこに業界としての未来は無く、あるのは自然発生的に巻き起こるムーブメントくらいなものです。お金では取引できない価値が大きくなり、小さなコミュニティを形成しては消えてゆく未来が想像できる気がします。そういった野良ソーシャルの形成の一端を担うのが、ニッチなネットメディアになってゆくのでは無いのでしょうか。かと言ってお金の動きが無くなるわけではなく、断続的にアーティストに中抜きの少ないお金が入ってゆく仕組みがあれば、音楽は廃れてはいかないでしょう。

まとめ

あとから見直すと随分適当な事を書いていますが、音楽のあり方が変わってゆくのは確かだと思います。(もう結構変わっていますが。)そこで、インターネット世代の私たちの身の振り方一つで、天国にも地獄にもなりえる世界が待っていると思っています。音楽業界は、常に5年分くらい遅れがちではありますが、今後は同人活動的な、ZINE的な、レイヴ的なムーブメントがインターネット上で起こってゆくのではないでしょうか?そして、その主人公である私達ゆとり世代が、アーティストとどう関わり、お布施をなげるかどうかで、未来はだいぶ変わってくるものだと思います。

駄文失礼致します。

まとめ

あとから見直すと随分適当な事を書いていますが、音楽のあり方が変わってゆくのは確かだと思います。(もう結構変わっていますが。)そこで、インターネット世代の私たちの身の振り方一つで、天国にも地獄にもなりえる世界が待っていると思っています。音楽業界は、常に5年分くらい遅れがちではありますが、今後は同人活動的な、ZINE的な、レイヴ的なムーブメントがインターネット上で起こってゆくのではないでしょうか?そして、その主人公である私達ゆとり世代が、アーティストとどう関わり、お布施をなげるかどうかで、未来はだいぶ変わってくるものだと思います。

駄文失礼致します。

アーティスト視点

インターネット世代のアーティストもまた、そういった流れを汲んだ方法を取り入れています。MySpaceで爆発的に売れたArctic Monkeysなどが確実にその流れを作ったと思うのですが、現在ではSoundCloudやBandcampでDIYレコードを配信したり販売したりする流れが、ほぼ主流になりつつあると思います。また、日本のバンドでも、AudioleafやTumblrなどのサイトで音楽を配信したりしているアーティストも多く、その流れは今後更に盛んになっていくでしょう。しかし、バンド形式のアーティストの多くは極めて退廃的な方法をとっているアーティストが多く、ライブで手売りしたりPVを作って流したりと、60年代から変わらない方法をとっているバンドが非常に多いです。その中で、DIYでPVを作ったり、Twitterアカウントでファンと交流するものも多いのですが、それも、5年前の世界の名残だと思っています。

未来のはなし

様々な音楽にアクセスしやすくなった分、趣味嗜好が細分化されお金をばら撒くように使う人も減って来ました。それも、耳が肥えた人が増え音楽のレベルは全体的に上がっているのでしょうが、業界的には商売上がったりです。もうそこに情報とその対価の間でインフレーションが発生している状態です。そこに業界としての未来は無く、あるのは自然発生的に巻き起こるムーブメントくらいなものです。お金では取引できない価値が大きくなり、小さなコミュニティを形成しては消えてゆく未来が想像できる気がします。そういった野良ソーシャルの形成の一端を担うのが、ニッチなネットメディアになってゆくのでは無いのでしょうか。かと言ってお金の動きが無くなるわけではなく、断続的にアーティストに中抜きの少ないお金が入ってゆく仕組みがあれば、音楽は廃れてはいかないでしょう。